『八代』駅が最寄りの皮膚科『市村皮膚科医院』です。軟膏処置、創傷処置、熱傷処置、光線治療(紫外線療法紫外線療法)、皮膚生検、アレルギー検査、花粉症に対する舌下免疫療法、パッチテスト、薬疹診療、日帰り手術、炭酸ガスレーザーによる治療、巻き爪に対するワイヤー矯正や手術治療等にに対応いたします。

診療のご案内

自由診療

ダーマペン4(保険外診療)

ダーマペンとはたくさんの細かい針がついた装置で皮膚の表面に微細な穴を開けて、皮膚が修復する過程でコラーゲン産生が刺激されて皮膚を若返らせる治療法です。特にニキビ痕、顔の小ジワ、毛穴の開きなどに有効な治療とされています。

当院ではダーマペン4を使用しています。先端の16本の針を超極細(33G)針を1秒間に約120回振動させ、細かな針穴から薬液を浸透させていく治療法です。当院では特にニキビ跡の改善を目的とされる患者さんが多いため、HylaActive(ヒアルロン酸)とRetinal Active(高濃度ビタミンA)とを組み合わせた治療を行っています。

治療の流れ

局所麻酔のクリームを塗布し、20分お待ち頂きます。施術自体は10分程度ですが、その後のパックなども含めたトータルの時間は約1時間です。

ダウンタイム

施術した箇所に一致して数日間は2-3mm程度の細かい内出血や赤みが出ます。
翌日からお化粧可能です。

治療の頻度

治療効果には個人差がありますが、複数回の施術で症状が改善されると考えられています。おおむね1ヶ月に1回の頻度での施術を継続的に行って頂くことで効果が実感しやすいとされます。

副作用

赤み 内出血 皮むけ むくみ 腫れ など

禁忌事項

以下の方は施術が受けられません。

  • 妊娠・授乳中の方
  • 金属アレルギーの方
  • ケロイド体質の方
  • ヘルペス等、急性感染症に罹患中の方
  • など

施術後は炎症後に起こる色素沈着を予防するために、日常生活での紫外線対策をしっかりと行うようにして下さい。

ピアス(保険外診療)

当院ではピアスガンを用いたピアスの穴開けを行っています。
開けたばかりのピアスホールは金属アレルギーを起こしやすいため、最低1ヶ月はチタン製ファーストピアスを使用して頂きます。

なお、当院では軟骨ピアスは行っていません。

起こりうる副作用として、

  • ピアス挿入後感染症:抗生剤の内服・外用で対応
  • ピアスの埋没:埋没したピアスの抜去、抗菌薬治療
  • ピアス裂創:縫合治療が必要
  • 金属アレルギー:金属パッチテストなどで確認

ハイドロキノン(保険外診療)

ハイドロキノンは美白効果のある塗り薬の代表で、いわゆる”しみ”の原因となるメラニンを作るチロシナーゼという酵素の働きを抑える作用があります。

肝斑や雀卵斑、炎症後色素沈着といった皮膚の表面にメラニンが蓄積する多くのタイプのしみに対して効果が期待できます。通常1日1回、最低でも3ヶ月は使用して頂きます。
当院では4%濃度のハイドロキノンを使用しています。

副作用として稀にかぶれて赤くなるときがありますが、それ以外に大きな副作用はありません。
皮膚の深い部分のしみ(真皮へのメラニンの蓄積)以外であれば効果が期待できます。

トラネキサム酸(保険外診療)

トラネキサム酸は肝斑の治療に用いる飲み薬です。

プラスミンという酵素の働きを抑えることで、しみの元となるメラニンが皮膚に蓄積することを防ぎます。メラニンの産生を抑えるビタミンCの飲み薬と併用するとより効果的です。
おおむね3ヶ月程度で効果を実感することができ、長期間内服しても副作用がほとんどない薬なので安心して使用できます。

飲み薬の他にハイドロキノンなどの塗り薬を併用するのも効果的です。

プラセンタ(保険外診療)

当院ではプラセンタ治療としてラエンネックの注射治療を行っています。ラエンネックは、ヒト胎盤(プラセンタ)から生理活性成分を抽出した医療用医薬品です。

ラエンネックは慢性肝疾患における肝機能障害の改善が適応として厚生労働省より認可されていますが、美容目的での使用は自費診療となります。

主な効果として、

  • 肝疾患の改善
  • アンチエイジング
  • 美肌効果
  • 血行の促進
  • 抗アレルギー
  • 疲労回復
  • 肩こり
  • 腰痛の改善

などが挙げられます。

最初の1ヶ月は週2、3回程度ほど注射を行い、導入をスムーズにし、2ヶ月目からは1~2週間に1度ずつなど間隔を開けて維持していくのが効果的です。即効性を自覚される方も多いですが、まずは3ヶ月しっかり続けて頂くのが重要です。

化粧のノリが良い、なんとなくだが体調が良い、寝つきがよくなった、イライラしなくなった、花粉症が軽くなった、髪の毛にツヤが出るようになったなどの効果を実感されています。

副作用

主な副作用は注射部位の疼痛・硬結・本剤による過敏症(発疹・発熱・そう痒)などです。また本剤はヒト組織由来のタンパク質・アミノ酸を含むため、稀にショックを起こすことがありますので、注射後にこれらの症状が出た場合にはご相談下さい。

未承認機器・医薬品に関する注意事項についての記載
  • 医薬品医療機器等法上の承認:未承認

    当院でプラセンタ治療に使用しているラエンネックは、厚生労働省で医薬品として認可されています。ただし、保険適応として認められているのは慢性肝疾患に対する肝機能の改善で、美容を目的とした治療は自由診療となりますのでご注意下さい。

  • 同一の成分や性能を有する他の国内承認医薬品等の有無:有

    特定生物由来製品に該当しますので、製造番号又は製造記号(ロット番号)、使用年月日、使用した患者の氏名、住所等を記録し、少なくとも20年間保存することが義務付けられています。

  • 諸外国における安全性等に係る情報に関して

    プラセンタの安全性の確認について、ラエンネックを含めヒト胎盤を原料として製造される医薬品の投与により、感染症が伝播したとの報告は現在まで国内・海外ともにありません。
    しかし変異型クロイツフェルト・ヤコブ病等の伝播のリスクを理論上完全に否定することは現在のところ困難です。このことから、ラエンネックを使用した方は、献血ができなくなりますのでご注意下さい。

    なお、ラエンネックは安全性を担保するため、以下の方法で安全性を担保しています。

    ウイルスや細菌などに対する安全性

    本剤は製造過程において以下のような汚染防止対策がとられています。

    1. 原料提供者のスクリーニング(医療機関での検査・確認)
    2. 受け入れ検査(B型肝炎・C型肝炎・H I Vのウイルス検査)
    3. ウイルスの不活化処理
    4. 製品試験(最終製品においてB型肝炎・C型肝炎・H I Vに加え、成人T細胞白血病・リンゴ病のウイルス検査を実施し、陰性化を確認)

まつ毛貧毛症(保険外診療)

当院ではまつ毛貧毛症治療薬として、ビマトプロストを処方しています。

まつ毛貧毛症とは、まつ毛が貧弱で不十分なことをいい、ビマトプロストはまつ毛貧毛症用の治療薬でまつ毛を太く、長く、濃い色にします。はっきりとした効果がみられるまで少なくとも2ヶ月間塗布することをお勧めします。

ビマトプロスト使用による副作用・リスク
  • かぶれ(接触皮膚炎)
  • 下眼瞼の色素沈着
  • 虹彩の色素沈着

男性型脱毛症(保険外診療)

男性における頭部の毛髪が抜ける疾患の中で最も多いタイプの疾患です。

メディアのCMでもよく見かけるため、ご存知の方も多いと思います。男性型脱毛症では、頭皮前方の生え際や頭頂部(つむじ)のあたりから徐々に拡大します。男性ホルモンの影響や遺伝的影響、環境因子などが発症に作用します。

当院では男性型脱毛症における治療法として、内服薬(フィナステリドやデュタステリド)と外用薬(ミノキシジル)外用による治療を行っています。

治療法 外用薬(ミノキシジル)

日本ではリアップやミノキなどの名称で市販薬としてドラッグストア等で販売されています。髪の毛の成長を促し、髪への血流を増やすことで効果を示します。
当院で取り扱うミノキシジルは5%濃度のフォームタイプ(泡タイプ)のものを用います。塗る範囲にもよりますが、通常1ヶ月で1本程度使用します。

治療期間

起床時と就寝時に1日2回塗布します。最低でも6ヶ月程度は継続して下さい。男性型脱毛症治療薬の多くは薬の使用を中止すると脱毛が再燃するため、効果が出た場合でも継続して使用することをお勧めします。

副作用・リスク
  • ミノキシジルは内服薬で用いた場合に、低血圧の副作用がみられるため循環器系疾患をお持ちの方の使用はできませんが、外用薬の場合の副作用はほとんどありません。
    ただし、血圧の低い方や循環器系疾患をお持ちの方は注意が必要です。
  • 外用薬による接触皮膚炎の可能性があります。

治療法 内服薬(フィナステリド・デュタステリド)

フィナステリド(プロペシア)は脱毛の原因となる男性ホルモンの毛髪への作用をブロックする(5αリダクターゼII型の阻害)ことで効果を発揮します。女性には使用できません。デュタステリド(ザガーロ)もフィナステリドと同じ系統の内服薬ですが、男性ホルモンの毛髪への作用をより強力に抑えます(5αリダクターゼI, II型の阻害)。

治療期間

毛周期を調節する作用があることから最低でも6ヶ月以上使用して頂くことをお勧めします。

副作用・リスク
  • 肝機能異常
  • 性欲の減退
  • PSA(前立腺ホルモン)の低下による前立腺がん発見の遅れの可能性

女性型脱毛症(保険外診療)

男性型脱毛症はよく知られていますが、女性においても加齢とともに脱毛症が出現することがあります。おおむね約4割の女性の方で50歳までに髪の毛が減ってきたことを実感するといわれています。

女性型脱毛では毛髪が抜けて本数が減り、さらに1本1本のボリュームが減り、全体的な毛髪の減少が目立つ様になります。女性型脱毛症の原因としては、遺伝的な要素や性ホルモンバランス、環境因子の影響が知られています。その他にも甲状腺ホルモンの異常などがみられることもあります。

女性型脱毛症は見た目の問題とはいえ、やはり毛髪量の減少による心理的なダメージは計り知れません。治療には個人差もありますが比較的長期間の治療が必要になることが多く、内服薬や外用薬による治療を併用して行います。

治療法 外用薬(ミノキシジル)

男性型脱毛症の治療薬としても用いられる成分で、女性型脱毛症にも効果がみられます。日本では”リアップ”という製品名で知られていますが、当院ではRegaine(泡タイプ)という製品を使用しています。

副作用・リスク
  • ミノキシジルは内服薬で用いた場合に、低血圧の副作用がみられるため循環器系疾患をお持ちの方の使用はできませんが、外用薬の場合の副作用はほとんどありません。
    ただし、血圧の低い方や循環器系疾患をお持ちの方は注意が必要です。
  • 外用薬による接触皮膚炎の可能性があります。
治療期間

毛周期を調節する作用があることから最低でも6ヶ月以上使用して頂くことをお勧めします。

治療法 内服薬(パントガール)

パントガールはドイツの製薬会社で開発・承認され、効果が検証された世界初の女性型脱毛症における内服薬です。毛髪の主成分であるアミノ酸やタンパク質、ビタミン群を豊富に含んでいます。

効能・効果

パントガールは3ヶ月の使用で約7割の女性の抜け毛が減少し、約2割の方が抜け毛がほぼない状態まで改善したことが報告されています。

その成分は男性型脱毛症における内服薬とは異なり、発毛に直接的に影響する成分は含まれていませんが、髪の毛や爪の成分(ケラチン・シスチン)や、パントテン酸(糖質・脂質・タンパク質の代謝に関わり、皮膚のターンオーバーや毛髪サイクルを調整する)、ビタミン群を豊富に含んでいるため、薄毛に対する作用のみならずスキンケアにも有効な可能性があります。

副作用・リスク
  • パントガールに含有されている成分への過敏症がなければ特に大きな副作用はありません。
    内服薬一般における副作用としての胃腸症状や肝機能異常、腎機能異常がみられることがありますが、世界30ヵ国以上で用いられた経験からこれまでのところ大きな副作用はないようです。
内服量と内服期間

1日3カプセルを内服します。有効成分が熱に敏感なため、常温の水で内服します。
飲み忘れたからと1度に2カプセル内服するなどの行為はやめて下さい。毛髪は月に約1cmほど伸長しますので、最低でも3-6ヶ月の内服が必要になります。

長期間内服しても問題はありません。

WEB予約

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クリニック情報

診療時間
09:00~12:30
14:30~18:00

休診日土曜午後、日曜、祝日

 

火曜午後・木曜午後は一部予約です。
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